高齢者施設でアートの活動

2017年の活動

9月28日
高齢者施設での創作の時間。
NPO法人 フラワー・サイコロジー協会の認知症高齢者に対するアートによる改善やケアを目的とした活動。
前回、作業していただいたことは、すっかり忘れていらっしゃいます。
でも、鉛筆を持ち線を引く、その後色を着ける。
その行為になって、ご自身が今何をしているのかが理解されます。
そこから、色の組み合わせや線がもっとあったらいいねといった会話が出ます。
そのような会話が発展し、絵を描くことは、学生の頃以来と思い出話になります。
このように遠い記憶が蘇る、色の組み合わせはどうかなどといった思考と発言。そして絵を描くための指の動きは、認知症の方にはとても良い効果だと考えられます。
実際、認知症の方が長い期間この活動をされて勉強能力の向上といった成果が出ています。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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