高齢者施設での創作の時間

今日10日の高齢者施設での創作の時間。

軽い方から進行が進んでいる認知症の方に与えた課題は「四角」。

どの程度把握することができ、作品としての出来映えと、その工程中飛び出す会話が楽しいです。

自身のご主人が染物職人だったため自分も手伝いをしていたから、絵を描くのは好きだ。
学生時代、学園祭で飾りを作った。
などといった随分過去の話。
そして、認知症であるがために何度も繰り返し話されます。
そうして仕上がった作品は、四角が交わったのを描かれたのは、一人。それも僕がアドバイスをして。
利用者さん全てタテヨコきっちり描かれています。
それはそれとして素晴らしいです。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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