多くの人が楽しめる活動、人を育て生きる力にも

多くの人が楽しめる活動 人を育て生きる力にも

デザイナーとして活躍し、専門学校や大学で30年以上講師を務める大場六夫さん。「生きづらさを感じる方に向けたボランティア活動」に取り組んでいます。
「美術に苦手意識がある人でも絵を描けるように」と大場さんが考案したプログラム「創作の時間」。「自由に線を引き色を塗る方法で、年齢、性別、障がいの有無に関係なく描けるため、保育園や幼稚園、支援学校、高齢者施設などでいろいろな人に描いてもらっています」と大場さん。出来上がった作品は、「隔たりのないアート展」と題し2015年から年に1、2回展示しています。

さらに、広く参加を呼びかけたのが、「マッチ箱アート展」。さまざまな絵が描かれた小さなマッチ箱が並びます。これまで4回開催。2歳から103歳までの人の作品が、全国から集まりました。プロの芸術家も参加しています。
「自由な発想は自信につながり、自己肯定感が高まって生きる力になると思います。アートには人を育て、格差のない社会を生む力もある。今後も、そうした多くの人が楽しめるアート活動を続けていきます」

文面は、紹介された「リビング京都」より。


美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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