障がいのある子とアート。
これまで鉛筆画のみで絵を描いて来ました。
毎日、日替りで体調が変わります。
落ち込んでいる時は、全く鉛筆も持たないです。
ほとんどコミュニケーションが普段からとれないので、僕が見本を描きますが反応をしてくれません。
そんな落ち込んでいる日が最近連続していました。
原因は、わかりません。
そこでお母さんと相談をしました。
気分転換に水彩をやってみましょうって。
ところがお母さんは、水彩は、たぶんやらないでしょうという答えでした。
でも、やってみないとわからないですってお母さんを説得しました。
そうして絵の具を引っ張りだして絵の具をひとつひとつ楽しく説明をすることから始めました。
その結果、仕上がった作品がこの画像です。
決して上手くはないです。
でも、いつも黙っている彼が大声で笑ってくれました。
なんと僅かの時間で8枚仕上げました。
水彩で絵の具を水で溶かすことは、教えましたが鳥の輪郭線や選んだ色、塗り方は説明をしても聞いてくれないので逆に彼の特性から塗り方の手引きをしました。
とても楽しい絵に仕上がっているでしょう(笑)
アートは、やはり楽しくするチカラがあり、それが生きる力となると思います。
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