ひきこもりの若者とアート

アートでの活動
ぎゃらりーたかの
キューブのアートが仕上がりました。
利用者さんが、のりしろのついたキューブを一つひとつ丁寧に手作りしてくれました。
その間、楽しい会話がいっぱい飛び交いました。
できたキューブに対しお互いに褒め合いました。
そして貼り付けるパネルは黒がいいか、白がいいかと議論。
黒に決まって仮でキューブを配置。
その時、全体がどのように観えるのか。
キューブとキューブの間隔はこれでよいのか。
またまた議論。
そうしてキューブに着色。
僕が黒いパネルだけど黒色のキューブがあっても楽しいよって言うと「え~、そんなのあり~」って返事。
でも「やってみようよ。きっと新たな発見があるかもよ」ってね。
それでやってみたら「黒いキューブ、いいね」だって。
そして完成。
とっても楽しい。
このように個々に自分がこの作品を作る上で自ら役割を自覚する。そして責任を感じ作成。
制作中にみんなとコミュニケーションがとれる。
アート作品を共同で制作することは、アートの良さも大切ですが、それ以前にひとつのものをみんなで作る、共有するといった感覚が育ち発展します。そして仕上がったことによる達成感。
これがアートによって生まれる社会だといえます。
ひきこもりの若者には、このような実体験がとても大切だと感じています。

#ひこもりの若者支援

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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