隔たりのないアート展での思い出

隔たりのないアート展での思い出

自信は、生きる力。

ある人の紹介で障がいがあって満足に学校に行けなくなかった学生さんをアートで指導をすることになりました。
絵を描くことで楽しさを見出だし、絵を観ることでさまざまな気づきを感じられること、そしてアートは、自分と向きあえるということを話しました。
その結果、絵を描くと決意してくれました。
当初は、人の作品を真似することから始まりました。
そうして描き続けることで描くことが楽しいと感じてくれました。
それから幾日か経ったある日、その学生さんが、今回描けた絵を僕に早く見せたいということから、僕の自宅の最寄り駅まで持って来てくれました。
思わず家から出られ、電車に乗れたんだという現実と僕に見せられる作品を自分なりに作り上げたという自信、そして生きる意欲が感じ取れました。
今度、マッチ箱アート展の会場に行ってよいか?と聞かれたので、おいで、歓迎するよと言いました。
この彼女の作品は「隔たりのないアート展」に展示します。(過去の隔たりのないアート展です。)
そのことは、本人も満面の笑みで楽しみにしてくれました。
画像は本人の作品とは、無関係です。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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