高齢者施設でアートの活動

今日は、高齢者施設で『創作の時間』でした。

施設の職員に促されて、今日が初めての参加の方もいらっしゃいました。
毎回、参加されている方も、認知症ということもあって「今日は、何をするんや」「絵なんて描けへん」など不安から来る否定的な発言でいっぱい。
描き始めても、その否定的な考えは変わらず、そのことから何度も説明をしなければならない状態です。
ところが一人が描き始めると、みなさんがそれに着目し、自分の中に納得して行く様子です。
ここまで来れば、もう夢中。
終わってみれば『とても楽しかったわ』『もっとやりたい』と肯定感たっぷり。
この感じられたこと、次回は、忘れてしまうのでしょうね(笑)

認知症であっても、その瞬間からその時間が楽しく過ごせるアートの活動は、とても効果的だと判断できる活動。それは、これまでも、そして今日も健在でした。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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