苦心したものの楽しかった粘土遊び

粘土遊び。
二人にそれぞれ紙粘土を与えました。(一袋の粘土を半分ずつにして)。
当初、二人は、与えられた粘土を全部使うではなく、ほんのひと握りの粘土で思考していました。
ところがこの紙粘土は、放置していると早く乾燥し、固まってしまいます。そのことから僕が「ゆっくりやっていると粘土が固まるよ」って声掛けすると二人は、与えられた粘土を全部掴み、そこから一つのかたまりの粘土を細かく分けて何かを作ろうとします。
しかし、上手く行かない。考えが浮かばない。思案しながらも全ての粘土を捏ねるようになりました。
挙句の果てに「先生、猫を作ってよ。」「猫の尻尾を作って!!」といった会話のやり取りをしながら、四苦八苦してましたが表情は笑顔でいっぱいでした。
結局二人が作ったものは、粘土の細切れ。
でも、これら一連の行動は決して無駄ではなく、粘土に対する思いやモノづくりに対する思考が難しいと思ったか?それとも笑顔だったので楽しかったのか、それは経験として大きな財産になったと思われます。また、作業の途中、いろいろなコミュニケーションができたことも素晴らしいと考えています。
今後も創作に対する総合的な教育支援を続けて行きます。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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