アートで想像力を

自閉症の未就学児と療育をアートで行いました。
これは、特別にという訳ではなく、その幼児にとって今後の療育に前向きに捉えていただければという思いで紹介します。
当初、その幼児が希望する動物の絵を僕が描いていました。その後、幼児の希望ではなく、僕自身が自身の考えで動物の絵を描きました。それに対して幼児は、色鉛筆で着色をするようになりました。いわゆる塗り絵です。
そうして活動内容が進む内に、僕が魚を描いたことで「これは海やな」と幼児の発言。
「じゃ海なら、タコもいるよ、海藻もあるよ」という具合にいろいろと発展して行くことで幼児が楽しんでくれました。
その後、海だから船も浮かんでいるよといった具合に次々展開した挙句、空の絵まで描き、太陽や三日月も描きました。
そこでイレギュラー、宇宙人が現れたと言って宇宙人を描くと幼児は、大喜び。
そのことで幼児は、宇宙人は必要ないって黒鉛筆で塗り潰すのですが、それにも懲りず、宇宙人を描くと、幼児は転げ回って喜びました。
その間1時間くらいでしたが、とても楽しんでくれて、こらまでおもちゃでしか遊んだことがないのが、初めてずっと座って
色鉛筆とコピー用紙だけで楽しめた楽しめました。
アートで次々展開し、夢、想像を拡げたことによる、本人にとっては新たな楽しみを見出せた結果だと考えられます。
この療育で感受性や感性が広がった良い結果に結びつき、今後の発展の礎となったと思われます。

☆本文と絵とは、無関係です。

#障がいのある児童 #アートの力 #想像 #感性

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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