障がいのある子どもと筆圧

本日のアート。

今日は、鳥を描きました。
カラフルな鳥を描きました。
その理由は、これまでもカラフルな作品を仕上げましたが、そのことからもっと深く掘り下げたいという意味での今回の取り組みです。
当初は、今日は、絵を描きたくないと言っていたのですが、描き始めると、「アート好き」と繰り返し言ってました。

そして、もう一つ、今回の課題は、筆圧でした。
筆圧が弱いとこれまで感じていたのですが、いきなりそれを要求してもままならないと思っていました。
でも、これまで多くの作品を仕上げたという自信から、今ならできるのではないか?という思いで、今回取り組みました。
障害者と筆圧については、これまで多くの研究者が論文を書いています。
僕もそのあたり、データを取り研究して、後ほど報告します。
それは、リハビリだけでは、望めない事項があるように思われます。
そんな中、彼は、確実に筆圧が高くなっています。
その証拠に、今回着色後、色の分かれ目に黒で輪郭線を描いてもらいました。
筆圧が弱いと黒の輪郭線が薄くなりますが、今日は、しっかりと描かれています。
この後に宿題の計算式もしっかりとした筆圧のもと、綺麗な数字が書けていました。
筆圧は、自信の表れと言いますが、その自信は、障がいを通り越した証だと思えます。
そういう意味で、今日の作品は素晴らしいです。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

0コメント

  • 1000 / 1000