障害者とアート

障害者とアート
カエルの図鑑ができそうな勢いで描いている。
僕が何も言わなくても絵の具、筆洗の水、パレット、筆が綺麗に並んでいる。
少しでも配置が違うといきなり修正。
この日は、ずっと話しながら描いている。
きっと歌っているつもりなのかも。
それは、眼が笑っているから。
細かいところまで眼が届くようになり使う色も増えた。
それは、描くという体験がもたらした技だと考えられる。
描くことで彼の心の中で変化があり、それが僕には、上手く伝わらないが満足感、達成感が満ちているのだと思われる。
そして、彼にとって一番は、水彩画が描けること。
それが、彼にとっての社会に積極的に関われる手段だと考えられる。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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