隔たりのないアート

創作の時間~高齢者施設~
絵を描くことで楽しい気持ちになれる。
そんな思いから、高齢者施設で創作の時間の活動を始めたのが2016年。
当時は、認知症の症状が少しでも和らいだらという思いもありました。
そうして回数を重ねることによって、さまざまな気づきが生まれ、アートをすることは楽しい思いになるという考えが優先するようになりました。
なぜ、楽しい思いができるようになるのか?
創作の時間は、自由に心の中で思っていることを表現します。
その上、グループ活動であるがゆえに、自分の作品を他の人から賞賛されます。
自分の思いが賞賛されることにより、自己肯定感が上がることと、絵を描いたという達成感が気持ちの上で重なることから楽しい気持ちにつながります。
この日も、絵を描きながら笑っていらっしゃいます。
そしてお互いに褒め合っています。
とても楽しそうです。
いつも帰り際、「先生、次回はいつですか?」って意見が出ます。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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