障害者とアート
おはようございます。
やっとFacebookがつながりました。
それで今日最初の投稿は、先日のアートの時間からです。
この作品を観られて「あれっ!?」って感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです。ピカソの絵です。
先日、障害のある彼にピカソの模写をしてもらいました。
理由は、
■この複雑な絵はよく観ないと描けない。観察力を向上させるためです。
■仕上げるのに時間がかかる。これまで彼の集中力は15分くらいしかなかった。今回、この絵を仕上げるのに80分費やしました。
描いている途中、何度も気持ちが逃げようとしましたが、彼の心を刺激したり、煽てたりしました。
20色セットのクレヨンでピカソの絵を模写するのは、かなり困難でしたが、そこを工夫して着色しました。
その80分の間、彼の表情は、笑顔を多く見せてくれましたが、絶望的な表情をしたのも事実です。
80分席から離れず集中して描くことができました。
普段であれば10分もしない内に教室内を徘徊します。
でも今回は、いろいろ励ましの言葉をかけ彼を持ち上げました。
そうして仕上がった作品。
彼は、とても素敵な表情になり嬉しそうでした。
その嬉しい気分は達成感から来るものだと考えられます。
これからも、もっとチャレンジして行き、彼にいつも楽しい気分でいられるようにと考えています。
#障害者アート
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