高齢者施設で団扇作り

高齢者施設で団扇作り。
今日は、普段、創作の時間とは違ったことをと思い団扇作りをしました。
いきなり団扇に絵を描きましょうといっても難しいです。
好きなものを描いていいですといってもそれこそ不適切な指導になります。
見本が見たいという利用者さんもいました。
それは、子どもの美術教育と同じ、見本が美しいと逆に描けなくなります。
そうして説明した内容は、団扇とは全く関係ない夏のイメージ。意識しては描けないですから。
そうして和やかなムードになり、いろいろと意見が飛び交います。
その雰囲気から絵を描き始められました。
仕上がった時は、みなさん、声を出して喜んでいただけました。出た言葉が「先生、これ、持って帰ってええの?」「世界に一つしかない団扇やなー」
今日もアートで楽しくなりました。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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