美術の理解

美術の理解。
今日の高齢者施設での「創作の時間」から。
作品を観て未完成と思う方がいらっしゃる方がいると思います。
でも、ここ高齢者施設での利用者さんにとっては、これが限界であり、ご本人にとっては、完成品です。
それを我々は理解できるか、できないかで解釈も違います。
アートには、完成形を求める傾向が強いです。
その完成形とは、全面をきちんと塗りつぶしているか、
細部まできちんと描き上げているかです。
そんな法則を誰が作ったのでしょうか?
その人によって完成形は異なってあたりまえなのです。
そのあたり、美術をもっと理解して観る目をもつことで
格差のない社会へとつながるのではないでしょうか。
今、このことがとても大切な事だと考えるべきです。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

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