温故礼讃

昨年のこの時期。
アートの欠片探し「温故礼讃(おんこらいさん) 百花繚乱・相国寺文化圏」に行ってきました。
お天気は、雲ひとつない秋晴れで陽に照らされると夏を思わす暑さでした。
相国寺は、室町三代将軍・足利義満によって創建され、金閣、銀閣の世界文化遺産を有し、今もなお禅の古刹としての存在を誇っています。 
展覧会は、相国寺文化圏と銘を打ち、国宝、重要文化財を多く含む、相国寺に伝来の名品を一堂に観れ感動の連続でした。
温故礼讃、室町時代からの歴史の荒波を乗り越え今に伝わる寺宝への、温故(古きをあたためる)という教えを礼讃しようとするものです。 
今春、重要文化財に新指定された円山応挙筆「大瀑布図」の巨軸は、圧巻でした。

美術の理解(アートを通して創造教育を)

創作の時間とは、自由な線を描く。自由に着色する。そのことは、誰からも指示をされることなく、自らの力で仕上げる。 仕上がった作品が褒められることが嬉しい気持ちとなり、自信に繋がる。 作品を仕上げることで主体的な動きができる。 現代は、情報化社会。そのため、どうしても受け身になってしまう。それは、幼児から子どもの教育に悪式ことだと考える。そこでアートは、それらを払拭させることができると確信している。

0コメント

  • 1000 / 1000